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エクセルでクイズを作る

エクセルを使って穴埋め問題をWEBで公開する方法

マーケティング担当の貴田岡(キタオカ)🍎です。今回の記事では、弊社のクイズ作成ツールQuizGeneratorとエクセル(excel)ファイルを使ってWEB上に簡単に公開できる穴埋め問題の作り方をご紹介いたします。 こちらのクイズ作成ツールを使うと、簡単にインターネット上にWEBクイズを紹介・掲載することが出来ます。本稿を参考に是非、WEBクイズの作り方や動作を、お試し下さい。 目次はこちら 1. QuizGeneratorとエクセルを使うとWEBクイズが作れます! 2. エクセルを使って穴埋め問題を作ってみましょう 3. 変換ツールを使ってクイズをWEBクイズにする 4. まとめ   QuizGeneratorとエクセルを使うとWEBクイズが作れます! 学習教材や面白いクイズを持っていても使い道に困っているお客様!!、弊社のクイズジェネレータ-を使ってインターネット上にクイズを公開してみませんか? お客様がお持ちの紙面ベースのクイズや学習教材をWEB化して、インターネットに繋がっている世界各国の人や学習に困っている人に届けてみませんか?QuizGeneratorで作成したクイズはPC、スマートフォン、タブレットなど、どの端末からでもクイズを楽しむことができます。 こんなお悩みはございませんか? WEB上にクイズを設置したい、、、、、 → そもそも、やり方がわからない。ネットでクイズを掲載するのは難しそう?? 会社や学校の宣伝としてクイズを活用してアピールしたい、、、、、 → 広告にはお金がかかるし、個人利用だとハードルが高いから諦めてました。 新人研修や社員教育を力をいれたい、、、、、 → 既存の研修資料にばかり頼ってしまい、社内の教育が進歩せず慢性化している。 こういったお悩みを抱えているご担当者さま、上記の悩み、弊社のeラーニングシステムで解決できます!! パソコン操作に不慣れな方でも問題ありません。作り方は至ってシンプル!! 複雑な操作はありません。指定のフォーマットに沿って決められた箇所に問題文や解答を打ち込むだけで思い通りのクイズが簡単に作れます。しかも!QuizGeneratorは、なんと無料でご利用いただけます。   ▼QuizGeneratorの特徴はこちら ・QuizGeneratorは12種類以上の出題形式からクイズを作成、WEBで公開することができる!! ・WEBクイズは3STEPで簡単に作成できる。 ・作成したクイズは弊社のeラーニングシステム(learningBOX)で一括管理することができる。 ※……QuizGeneratorは不特定多数のユーザーにクイズを配信するには、向いていますが、社内研修・資格試験・学校で使うなら、learningBOXがよりオススメです。learningBOXを使えば、作成したクイズの再編集もブラウザ上で簡単にできます。学習者にはコース学習を提供することが出来るほか、一人一人の成績管理やテストの再受講、合格通知など、細かい設定ができますよ!!作ったクイズの置き場所に困った際はどうぞ、learningBOXをご活用ください。 ▼成績管理や学習者管理もするならeラーニングシステムlearningBOXへどうぞ!   エクセルを使って穴埋め問題を作ってみましょう ▼QuizGeneratorは『 テキストファイル・エクセル・問題作成フォーム 』の3つからクイズを作ることができます。今回は大体どのパソコンにも入ってる、エクセルを使って穴埋め問題を作りたいと思います。 ▼これから紹介する下記のフォーマットに沿って、問題文、出題の形式、解答を入力します。下記のサンプル例(穴埋め問題)をご覧ください。 サンプルはこちらからダウンロードできます →  A B C D E F 1 #format:table 2 #messages_intro:穴埋め問題 3 #shuffle_questions:false 4 #mode:master 5 #movable:true 6 1)例文を読み正しい順番に並び変えなさい<br>『私は音楽が好きだ』<br>{1}{2}{3} wordbank: I like music 7 2)例文を読み正しい順番に並び変えなさい<br>『テーブルの下にボールがあります』<br>There {1} a boll{2}the{3} wordbank: is under table are 8 3)日本国憲法第25条について正しい文になるように並びかえてください。<br>『すべての{1}は、{2}で{3}な{4}の生活を営む権利を有する。』 wordbank: 国民 健康 文化的 最低限度 9 4)金閣寺は{1}時代に3代将軍の{2}により建てられた。 wordbank: 室町 足利義満 鎌倉 足利義政 10 5)炭素が燃えて二酸化炭素になるように並び変えてください<br>{1}+{2}→{3} wordbank: 2H<sub>2 </sub> 0<sub>2 </sub> 2H<sub>2 </sub>O H ポイントはこちら 先頭の#で始まる行が、問題全体に関する設定です。1行目の#format:tableは、問題データを表形式で記述することを宣言しています。5行目以降は、各行が設問に対応しています。各行には、問題文、”wordbank:”、{}の前から順に正答、ダミーの選択肢がタブ区切りで並びます。 以下の例では、1問目の問題文は「例文を読み正しい順番に並び変えなさい『私は音楽が好きだ』 → {1}{2}{3} 正解の選択肢は{1}が「I」{2}が「like」{3}が「music」となります。※brは改行を意味します。subはテキストを下付き文字として表示します。   変換ツールを使ってクイズをWEBクイズにする ▼作成した問題データを選択し「変換」ボタンをクリックすると、クイズプレイヤーが生成されます。  ▼限定公開 → URLを知っている人だけが、クイズを閲覧できます。埋め込み用のタグ(IFrame)をコピーして貼り付けると、ブログやWEBサイトに作ったクイズを載せることができます。   まとめ 今回の記事では、弊社のクイズ作成ツールQuizGeneratorとエクセル(excel)ファイルを使ってWEB上に簡単に公開できる穴埋め問題の作り方をご紹介しました。QuizGeneratorを使うと、穴埋め問題以外にも多種多様なクイズを作成・WEBに公開することができます。学習教材や面白いクイズを持っていても使い道に困っているお客様!!、弊社のQuizGeneratorを使ってインターネット上にクイズを公開してみませんか?QuizGeneratorは、なんと無料でご利用いただけるWEBサービスです。この機会にぜひクイズを作ってみてはどうでしょうか?本稿もお付き合いいただきありがとうございました。

誰でも手軽に〇×問題をWEB上に公開する方法

マーケティング担当の貴田岡(キタオカ)🍎です。今回の記事では、弊社のクイズ作成ツール『QuizGenerator』を使って簡単にOX問題(マルバツ問題)を作成・webで公開する方法をご紹介いたします。こちらのクイズ作成ツールを使うと、プログラミングの知識がない方でも、簡単にWEB上にクイズを公開することができますよ!! WEB上に試験問題を設置したい、企業の研修内容の理解にWEB試験を実施したい、日ごろの勉強補助として、隙間時間や移動時間にコツコツ勉強をしたい方にピッタリなツールです。使い方は自由自在!お客様のご利用方法に合わせてお使い頂けます。本稿を参考に是非、WEBクイズをお試し下さい。 目次はこちら 1.QuizGeneratorとは 2.QuizGeneratorを使って〇×問題を作ってみましょう 3.WEBクイズの作成手順はこの様な流れになります 4.まとめ   QuizGeneratorとは QuizGeneratorは、PCとスマートフォン(iPhone、iPad、Android)に対応したクイズ問題作成ツールです。プログラミングがわからない人でも簡単に、多種多様な問題形式のクイズを作ることができます。 QuizGeneratorはeラーニングの標準規格であるSCORM1.2とSCORM2004に対応したクイズ作成ツールです。こちらの機能を使って作成したクイズはこちらです。『クイズを解く』をクリックして頂くとプレイヤー画面が開きWEBクイズを体験することができます。 QuizGeneratorは12種類以上の出題形式からクイズを作ることができます!   QuizGeneratorを使って〇×問題を作ってみましょう QuizGeneratorでは、クイズの出題形式がなんと12種類以上もあります。「択一問題、正誤問題、穴埋め問題、組み合わせ問題、記述問題、レポート付き問題」などバリエーション豊富なクイズを作ることができます。12種類全てのクイズを1つにまとめた複合クイズも作成いただけます。 今回は12種類の出題形式の中からテレビやクイズ番組でもよく目にする〇×問題を実際に作ってみたいと思います。クイズを作成するにあたりお客様が、用意して頂くのはこちらです! POINT ☑インターネットが繋がる環境をご用意してください! ☑クイズの作成・編集にはパソコンを使います! ☑クイズの下書きがあるとすぐに作業に取り掛かれます!   WEBクイズの作成手順はこの様な流れになります ▼QuizGeneratorは『 テキストファイル・エクセル・問題作成フォーム 』の3つからクイズを作ることができます。今回はテキストファイルを使って、都道府県に関する〇×問題を5問作ります。 クイズを作成する際の設定やルールをご紹介します!こちらのフォーマットに沿って、問題文、出題の形式、解答を入力します。下記のサンプル例(〇✖問題)をご覧ください。 ‐ - - ▼サンプル例はこちら▼ - - - - - - - - - - - - - 1)世界三大珍味といえば『フォアグラ・キャビア・トリュフ』を指す   true-false: true  - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - たったこれだけです!では、詳しく解説します。 1)世界三大珍味といえば『フォアグラ・キャビア・トリュフ』を指す → 問題文を入力 true-false: → 出題の形式を入力(今回は正誤問題を指定) true → 解答を入力(今回の問題は〇が答えです) おさらい 1行目に問題文を、2行目に「true-false:」を記述します。3行目には、正答が○の場合はtrueを、正答が×の場合はfalseを記述します。設問と設問の間には空行を入れます。今回の例では、1問目の問題文は「世界三大珍味といえば『フォアグラ・キャビア・トリュフ』を指す。」で、〇が正答です。 ▼上記のサンプル例をもとにクイズを実際に作ってみましょう!! クイズの内容はこちら ・都道府県の中で一番面積が大きい県は北海道である → 〇 ・兵庫県の県庁所在地は姫路市である → ✖ ・青森県の県庁知事の名前は三村慎吾氏である → 〇 ・2019年の都道府県魅力度ランキング1位に選ばれたのは沖縄県である → ✖ ・日本の都道府県名に動物の名前が付いた県は全部で3つである → ✖ ▶クイズの作成から完成までを動画でみる 動画はこちら 動画が見えづらい方は、右下のフルスクリーンボタンを押し、画面を最大化してご覧ください! ▶WEB公開の方法はこちらです! 今回作成したクイズはこちらから解くことができます。 ➡このように文字にURLリンクを設定し、こちらをクリックした方だけにクイズを解かせることもできます。   まとめ 今回の記事では、弊社のクイズ作成ツールである、QuizGeneratorを使って簡単にOX問題を作成・webで公開する方法をご紹介しました。こちらのクイズ作成ツールを使うと、プログラミングの知識がない方でも、簡単にWEB上にクイズを公開することができます。またこちらで作成したクイズはHPで学習コンテンツ・クイズコンテンツとして掲載することも可能です。 今回の記事ではご紹介できませんでしたが、QuizGeneratorはオリジナルのオプション値を設定することができます!オプション値を設定することで、時間制限・ランダム出題・リンク・動画を埋め込むなど色んな機能を追加することができます。QuizGeneratorで扱うことができるオプション機能一覧はこちらです。クイズを作成する際には、オプション機能も是非ご活用ください。本稿もお付き合いいただきありがとうございました。
learningBOX問題作成フォーム

新しくなった問題作成フォームで何ができるのか?

新しくなった問題作成フォームで何ができるのか? 日足がめっきり短くなりました。こんにちは、品質管理部の黒田です。当サイトでは以前よりWEBで簡単にクイズを作成できる問題作成フォームは設置されていましたが、今回ブログを書くにあたり、具体的になにができるのか?に着目して記事を書いてみました。今回のお題は「新しくなった問題作成フォームで何ができるのか?」 learningBOXのブログデビューは果たしましたが、こちら(QuizGenerator)では初ブログとなります。どうぞ最後までお付き合いいただきますよう宜しくお願いします。 目次はこちら 1.問題作成フォームを使う前の準備 2.問題作成フォームの設置場所はこちら 3.問題作成フォームで何ができるのか? 4.これであなたも問題作成マスター!   1.問題作成フォームを使う前の準備 問題作成フォームでクイズを作成するにあたって、準備するものはといいますと・・・・・????、ここを閲覧できているということはネット環境もある、デバイスもありますね!ということは、あとは問題文と正答・誤答・解説があればOK!・・・・・準備はできましたでしょうか?さあ、始めましょう! ※問題作成フォームは、パソコンでの操作をオススメしております。   2.問題作成フォームの設置場所はこちらです 問題作成フォームってどこにあるのかご存知でしょうか?ホームページ上段の赤枠をご確認ください。 問題作成フォームで作る→【WEBフォームを開く】の順でお進みください 見つかりましたでしょうか?こちらに問題作成フォームのURLを載せておきます。ぜひご利用ください➡https://lms.learningbox.online/index.php?action=createQuiz   3.問題作成フォームで何ができるのか? ①配点設定 ②設問の順序入れ替え ③文字の装飾や配置の設定 ④セクションの設定 ⑤設問タグ・セクションタグの設定 実はこの問題作成フォーム、新調されたばかりの機能なんです! >>>リリース時の記事はこちら<<<から確認できます。   ① 配点設定 問題作成フォームなら、「配点」の枠に「何点の問題にしたいか」数字を記述するだけで、簡単に配点設定が可能です。設問の合計点が100点になるよう配点しても良いですし、一部だけ設定すると、設定のない設問は残りの点数で均等割になるので、とっても簡単です!   ② 設問の順序入れ替え 「三」(←ハンバーガーメニュー と呼ばれます。)の付近(画像の黄色枠)をつかんで、移動させます。セクション(オレンジ色の箇所)にもハンバーガーメニューがあり、動かすことができます。感覚的に使えるので、とっても簡単です!もし配置を間違っても、同様に正しい場所に置き直せば完了です!   ③ 文字の装飾や配置の設定 設定方法はこちら エディタ-があるので、簡単に設定ができます。 プレビューボタンをクリックすると作った問題を確認することができます プレビューボタンをクリックすると、別タブで表示されました!同じ画面内で表示されないので、問題作成フォームを間違って消してしまう問題もなく安心です。変換ツールでは、クイズを全部作ってからプレビュー可能であるのに対し、問題作成フォームだと、好きなときに好きな問題だけを選んでプレビューできるので、とってもお手軽です!   ④ セクションの設定 セクションとは?と思った方はこちらをご確認ください。 セクション設定をクリックすると、クリックした上部にセクションが作成されます。セクションタイトルと、セクション内の出題数をそれぞれ記述するだけで、難しいコードを書かなくても簡単に設定できます。出題数は、設定しなければ全問出題されます。 セクションのテキスト等での記述方法 まず、ヘッダー部分(オプション値があれば、その下)に$$$$xxを記述してください。xxの部分は出題数です。 セクションに名前を付けるときは、$$$$xxのあとにコロンとセクション名を記述してください。 1行あけて、第一セクションの問題を数問(上記のxxと同数あるいはそれより多い数を)記述します。 第一セクションの最後の行から1行あけて、$$$$xxを記述してください。 1行あけて、第二セクションの問題を数問(上記のxxと同数あるいはそれより多い数を)記述します。 んんんん~、理解するまでにかなり時間が掛かりそうですね・・ 問題作成フォームなら簡単にセクション設定が可能です!   ⑤ 設問タグ・セクションタグの設定 コチラも④と同様、「タグ編集」をクリックし、記述するだけで、テキスト等の記述ルールを理解せずとも設定できます。記述後には忘れず「Enter」キーをおしてください。灰色になっていれば設定完了です!タグは簡単に設定・取り消しできますし、複数設置もできますので、ぜひ試していただけたらと思います。 learningBOXにログインし、このクイズを解くと、個人カルテに反映され成績の分析ができます。>>>詳しくはコチラ<<<   4.これであなたも問題作成マスター! 「新しい問題作成フォームで何ができるのか?」いかがでしたでしょうか。 ・ぱっと見た目で感覚的に操作できる ・わかりやすい入力枠 ・プレビューで公開前に確認   今までよりもさらに凝った・魅力のあるクイズが作成でき、お客様のニーズにお応えできれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!搭載機能を色々お試しください!

QuizGeneratorの問題作成フォームがリニューアル

QuizGeneratorの問題作成フォームがlearningBOX仕様にリニューアルしました。 QuizGenerator.netの問題作成フォームが、learningBOXの2.8バージョンアップに伴い、learningBOX仕様のクイズ作成フォームに変わりました。   リニューアル概要について このリニューアルにより、LMSであるlearningBOXのバージョンアップとともに、当サイトQuizgenerator.netの問題作成フォームもバージョンごとに進化します。 また、これを機に、問題作成フォームからの作成後に、eラーニングシステム leaningBOXへのオーナー登録(管理者登録)もそのまま登録・利用できるようになりました。 QuizGeneratorでのクイズ作成をきっかけに、eラーニングを知って頂く・ご活用して頂く機会になればと思います。 ▼リニューアル後のフローをご紹介 ※ テキスト・エクセルで作成したファイルもアップロードして編集・一般公開できます。   learningBOXを利用するメリットをご紹介 1. 問題の再編集が簡単です。 今までQuizgeneratorだけですと、お客様のローカル上にクイズデータを保管されていたかもしれませんが、learningBOXでは、クラウド上で作った問題が保存されます。その問題をさらに再編集することも簡単です。   2. 学習者管理・成績保存が可能です。 学習者(メンバー)管理が機能があるので、作ったクイズを利用して点数などの成績保存や、学習の理解度や学習進捗などを確認することができます。無料プランは10人までアカウントを登録できますので、1人が管理者/残り9人は学習者で使うといったご利用も可能です。   3. 様々なコンテンツを作成・登録できます。 クイズだけでなく、動画やPDFなどの学習教材、暗記カードや虫食いノートなどの学習補助ツール、認定証など様々なコンテンツがご利用できます。   4. eラーニングのコースを作成できます。 様々なコンテンツを組み合わせて、eラーニングの学習コースを作成することができます。企業研修・検定試験・通信教育等でぜひご利用ください。   今まで当サイトの問題作成フォームからクイズを作成されていた方へ ぜひ、learningBOXのオーナー登録をしてください。なお、learningBOXに登録後の作成した問題のダウンロード方法や、クイズを作った後のお客様のHPへの埋め込みの手順などは下記に記載しています。 作成した問題のダウンロードの方法について ➡一度作成した問題の編集 QuizGenerator内の問題作成フォームで作った問題をHPに埋め込む方法 ➡HPに埋め込む方法

計算問題を一括生成

おはようございます。QuizGenerator作り出しッペの西村です。 今回は、QuizGeneratorで計算問題を一気に作る方法を紹介します。 QuizGeneratorの問題ファイルを作ろう SCORMの教材の作り方の記事を書こうかとおもったのですが、SCORM形式の教材を1から作るのはそれなりに大変です。そこで、今回は、QuizGeneratorの問題ファイルを自動生成してみようと思います。(1からつくっちゃったらこのサイトに乗せる記事としてはふさわしくないですし) JavaScriptで作る 問題ファイルを一気に作るには、Excelを使う方法、PHPやPythonなどを使う方法もありますが、ブラウザ上で簡単にできたほうがよいので、今回はJavaScriptで作ってみます。 計算問題とは 計算問題とは、数式の計算結果を答えさせるものですが、あまり複雑なことはやりたくないので、今回は、2つの数字を+-✕のいずれかの記号でつなげたものを問題とします。また2つの数値の範囲を指定することで難易度を調整します。 関数を作る 計算問題を生成する関数を作ります。 1問分のデータを作る関数をmakeQuiz(min,max,op)とし、n問分作る関数をmakeQuizN(min,max,op,n)とします。 makeQuizNの引数は、それぞれ以下の通りです。 min: 値の下限: 整数で指定する max: 値の上限: 整数で指定する op: 演算子の種類: "+","*"のいずれかで指定する n: 問題数: 1以上の数で指定する コードは以下の通りです。 UIをつける 最近、VueやらReactやら流行ってますが、あえてjQueryでやってみましょう。 できた! 設問数: 最小: 最大: 演算子: +   * 公開してみよう! 作った教材ファイルは、QuizGeneratorの変換画面にアップロード・公開できます。 Iframe対応ブラウザでご覧ください。 learningBOXに登録してみよう! learningBOXにQuizGeneratorの教材として登録できます。learningBOXに登録すれば、指定した学習者だけに割り当てることや、学習記録を残すこともできます。 次の記事では 今回は足し算と掛け算に特化したものを作りましたが、引き算と割り算もあったほうが都合がよいので、四則演算全て含むものにします。また、計算問題なので、択一だけではなく、記述式の問題も選択出来るようにする予定です。その次ぐらいで、もうちょっとSCORMに近い記事を書く予定です。 まとめ 今回は、javaScriptでQuizGeneratorの問題ファイルを作りました。QuizGeneratorはテキストファイルで問題を作成できるので、JavaScriptに限らすExcelやなにかしらのプログラミング言語を使うことで、既存コンテンツをSCORM教材化したり、一定のルールに基づいて問題を大量生成できます。なにかを作るにあたって、1から全部自分で作るのではなく、既存の仕組みとつながるものにすることで、最小限の労力で最大の成果を出せます。再利用していきたいですね! 今回作成したソースコードについては、完全版をGitHubに公開しておりますので、自由にご利用ください。

暗記はこれで完璧!!eラーニングを使って周りに差をつける勉強方法【QuizGeneratorの便利な使い方シリーズ】

暗記はこれで完璧!!eラーニングを使って周りに差をつける勉強方法 令和がスタートしたかと思えばあっという間に一か月が終わり、気が付けばもう6月になりました!兵庫の生活もすこしずつ板についてきたマーケティング担当の貴田岡(キタオカ)です🍎 今回で3回目になりました、QuizGeneratorの便利な使い方シリーズ!今回は誰もが勉強や試験対策を行う際に直面したことがあるだろう『暗記』に関連した勉強の悩みや疑問を相棒になりつつある、QuizGeneratorと一緒にこの課題に挑んで行こうと思います。今回もどうぞお付き合いの程よろしくお願いいたします。一人でも多くの人に『勉強の楽しさや面白さそして大切さ』を一緒に考えていきましょう 目次はこちら 1.なぜ、勉強する? 2.QuizGenerator&CardGenerator 3.まとめ なぜ、勉強する? 学校の定期テストや受験勉強、専門性が必要な難しい国家資格、仕事をする上で習得しておかなければいけない特殊な資格など、勉強とは私たちの生活や仕事、将来に大きく関わる成果物です。子供から大人にかけて社会にでるまでに『誰もが真剣に、時には適当に行ってしまいがちになる勉強』 勉強とは教科書やノートを使った卓上で学ぶ知識だけに囚われず、自分の興味関心や夢中になれるキラキラとしたもので自分自身の『成長』を現すことができます。私たちにとって生涯、大変付き合い深い存在である勉強さん。こんなに身近で大きな存在にも関わらず、ちゃんとしたやり方や方法、確率されたマニュアルがないのも事実です。正しい勉強や暗記が出来る環境がもし仮に存在し自分で作ることが出来たら皆さんは使ってみたいですか? QuizGenerator&CardGenerator QuizGeneratorには暗記に適したモード選択というオプション機能があります。 マスターモード 試験やテストではなく繰り返し学習や復習を目的としております。マスターモードでクイズを作成すると、クイズ開始画面に「攻略開始ボタン」、「弱点克服ボタン」、「総復習ボタン」が表示され選択できるようになっております。総復習ボタンは攻略率が100%に到達しなければ使用できません。また、総復習ボタンは全ての問題がランダムに出題され%の上限はございません。 マスターモードの攻略率について マスターモードの標準では、2回正解したら覚えたとみなす設定になっており、2回中1回だけ正解したものに関しては、「学習中」として換算されます。全問正解し100点でも攻略率は50%となり、2回全問正解すると100%になります。 ※オプション値の#master_countを1と設定することで、一度全問正解すると、攻略率は100%になります。 ノーマルモード ノーマルモードを指定してクイズを作成すると、クイズ開始画面に開始ボタンのみ表示されます。 テストや試験の際はノーマルモードをおススメしております! マスターモード/ノーマルモードにつきまして詳しくはこちらをご確認ください CardGenerator CardGeneratorはテキストから誰でも簡単にWEBの暗記カードアプリケーションを作れるようにしたシステムです。短い言葉や、単語を覚える際にとても便利です。Card Generatorの詳しい使い方はこちらをご確認ください 例題:日本の有名な偉人を覚えようQ1:『吾輩は猫である』、『坊っちゃん』を著者した人物は? A:夏目漱石 Q2:『源氏物語げんじものがたり』を書いた平安時代の女流作家・歌人 A:紫式部 Q3:代表作は『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』。漫画の神様とよばれた。A:手塚治虫 Q4:旧5000円札に描かれている人物とは? A:新渡戸稲造 Q5:山梨県甲府市出身の元サッカー選手。元日本代表。愛称は「ヒデ」。A:中田英寿 Q6:右投右打。 「トルネード投法」と呼ばれる独特なフォームで活躍した。A:野茂英雄 Q7:『地球は青かった』の代名詞で有名な日本人宇宙飛行士とは? A:野口聡一 Q8:日本の自動車産業『トヨタ自動車の生みの親』?A:豊田喜一郎 Q9:日本の小説家、エッセイスト、動物研究家、プロ雀士。愛称は「ムツゴロウさん」。A:畑正憲 Q10:日本の漫画家、デザイナー。代表作『Dr.スランプアラレちゃん』『ドラゴンボール』A:鳥山明 暗記カードGeneratorとQuizGenerator(マスターモード)を使ってサクサク暗記しよう! ※今回は暗記をメインとした勉強方法で構成します。 活用するオプション ・選択肢のランダム化 → オートシャッフル機能を活用 ・出題順のランダム化 → 学習者はどの問題がいつ出題されるか検討できない ・出題形式(択一選択) → 正しい答えを選ぶ力をつける。難易度を上げる場合は出題形式を(記入問題)にすることをオススメします。 暗記カードGeneratorでしっかり覚える ➡ 暗記開始 QuizGeneratorで暗記の定着を確認 ➡ 問題を解く まとめ 第三回目となりました、QuizGeneratorの便利な使い方シリーズ!今回は暗記に焦点を当てた、勉強方法を『QuizGenerator&Card Generator』を実際に活用して、お話をいたしました。QuizGeneratorとCard Generatorの組み合わせでより、自分に適した勉強方法を作ってみてください!こちらの両者はプログラミングやパソコンに知識がない方でも簡単に作成・編集・web公開が可能です。パソコン一台、インターネットの環境が整った場所でしたら、すぐにご利用いただけます。 問題を作ってもどのように管理・公開すれば分からない方!!!!是非、弊社のラーニングBOXにログインしましょう。ラーニングBOXは、『QuizGeneratorやCard Generatore』を有効活用するeラーニング環境が準備されています。面倒な登録などもなく、利用も無料。せっかく作った良い問題、勉強方法をラーニングBOXを利用して、みんなで学ぶ空間にカスタマイズしましょう などなど、ラーニングBOXの詳しい機能はこちらから確認いただけます➡詳しくはこちら ラーニングBOXは個人の方から、企業の方までどなたでもご利用いただけます。この機会に是非、eラーニング学習を肌で体験してみてください。新しい発見が見つかるかもしれません!今回もご覧いただきまして、ありがとうございます。

オプション機能を使いこなせ【QuizGeneratorの便利な使い方シリーズ】

オプション機能を使いこなせ【QuizGeneratorの便利な使い方シリーズ】 QuizGeneratorの便利な使い方シリーズ第2弾『オプション機能を使いこなせ』では、eラーニングの学習をより効率的かつ学習できる勉強方法をお伝えします!! 演習問題を作ってついつい満足してオプション機能の設定を忘れて公開してしまい、後悔をすることが多いマーケティング担当貴田岡(きたおか)🍎です。 オプション機能の設定?!なんか難しい設定や知識が必要だと思っている方! 『QuizGeneratorのオプション設定』は誰でも簡単にオリジナリティ高い編集が可能です。 今回はみなさんに、ぜひとも知って使って欲しい!!勉強や研修などに役に立つ、オプション機能をお話ししたいと思います! オプションの存在を知らなかった人・興味はあったけど設定がいまいち分からないでいた方、今回の記事を参考に是非真似してやり方を覚えてくださいね!! 目次はこちら 1.そもそも、オプション機能って? 2.オススメしたいオプション 3.色んなオプション 4.まとめ そもそも、オプション機能って? QuizGeneratorを活用する際、ぜひ知ってて活用して欲しい機能があります。 それは『オプション機能』と言われる便利な設定方法です。こちらの機能を併用することで利用シーンにあった学習補助が行えます。 例えば『問題の出題順、選択肢のランダム化、解説の埋め込み、時間制限など』のオプションを使いこなすことで、よりオリジナリティのある問題を作れる他、問題の幅や難易度の調整、問題の解きやすなど、効果的に学習環境を構築することが可能です。 テキストを使ったオプション機能の設置方法 以下のように、問題テキスト(quiz.txt)の先頭に”#属性名:値”という形式で記述してください。 #title:_______(←クイズのページタイトルの名称) #messages_intro:______(←最初のページに表示されるメッセージ) #time_limit:____(←秒数を記載) #question_count:___(←出題数の上限) ➡Excelでオプション機能を設定される場合はこちらをご確認ください ➡QuizGeneratorで搭載されているオプション機能一覧はこちら オススメしたいオプション ①#messages_intro: ➡『最初のページに表示されるメッセージ』を設定できます ②#shuffle_questions:true/false ➡『出題順のランダム化』falseに指定すると、1問目から順番に出題されます ③#shuffle_choices:true/false ➡『選択肢の並び順をランダム化』 ④#movable:true/false ➡『前後の設問へ移動』      ⑤#time_limit: ➡『解答時間制限』単位は秒で、0に設定した場合は時間制限はありません 例題)雑学に関する問題5題を例に『オプション機能なし/あり』で比較してみましょう 雑学に関する問題5題を演習してみましょう Q.1)日本の最南端に位置する島を選びなさい A.沖ノ鳥島 Q.2)棚からぼた餅とは『思いがけない幸運が舞い込んでくる』こと意味する A.正しい〇 Q.3)関東地方に含まれる県を選びなさい。選択肢→東京,神奈川,埼玉,青森,兵庫 A.東京,神奈川,埼玉 Q.4)名古屋市(A)・大津市(B)はどこの県庁所在地ですか?県名を答えなさい A.(A)愛知県(B)滋賀県 Q.5)数の単位について、小さいものから順に上から並び替えてください。A.ピコ(p)

問題の難易度に合わせた出題形式とは?【QuizGeneratorの便利な使い方シリーズ】

問題の難易度に合わせた出題形式とは? 熱い日差しが連日ますます、強くなってきました!夏が直ぐそこまで迫っています(*´Д`)!夏の日差しにめっぽう弱い、マーケティング担当の貴田岡(きたおか)です🍎 弊社のサービスコンテンツである、「誰でも簡単にweb問題が作成・公開できるQuizGenerator」 今回は知って得するQuizGeneratorの便利な使い方をシリーズを通してお伝えしていきます!! 記念すべき第1回目は『難易度に合わせた出題形式です』 目次はこちら 1.問題内容に適した出題形式をご紹介 2.Quizgeneratorには豊富な出題形式がある! 3.まとめ 問題を作成する際に、『簡単過ぎず、難し過ぎない、みんなが平均して解ける問題作り』と題しまして、作る側も受ける側も、両者のニーズに合った問題を是非一緒に考えて作ってみましょう!せっかく問題を作るなら学習者みんなの要望にそえることが出来る問題を作成したい、受けてみたい。でもそんな画期的な演習方法ってあるのでしょうか??!! はい、あります!! ◎どんなに『簡単な問題 ~ 頭を使う、難しい問題』でも出題方法を変えれば難しい問題 → 簡単〇簡単な問題 → 難しく△設定することが可能です。早速ひもといていきましょう! 問題内容に適した出題形式をご紹介 実際にQuizGeneratorを使って『日本の地理に関する問題(5問)を例題に確認していきましょう』 出題内容:日本の簡単な地理に関する問題や都道府県、県庁所在地についての問題が出題されます。 Q1:日本の首都? Q2:岩手県の県庁所在地? Q3:神奈川県の県庁所在地? Q4:都道府県の面積,大きい県? Q5:都道府県の面積,小さい県? それでは①から⑤まで順番に問題を解いてみましょう! ①知識の確認を簡単に調べたい場合➡正誤問題がオススメ ②知識の内容をちゃんと覚えているか確認したい場合➡選択問題がオススメ ③応用力を試す・確認したい場合➡組み合わせ・並び替え・複数選択がオススメ ④ピンポイントに暗記を確認したい場合➡記入問題がオススメ ⑤テスト形式で定期試験本番に近い環境で演習を行いたい場合➡ノーマルモードがオススメ #オプション機能をつけた場合➡解説&URLリンクつき -解説- ①~⑤に行くにつれて問題が難しくなっていくのが、わかりましたでしょうか? 設問の中から回答を選ぶマークシート形式のものは、答えが最悪、分からなくても勘で当てることが可能です。特に正誤問題の場合は2択から選ぶ問題なので確率的に50%で当たります。 複数選択の場合、正誤問題に比べ選択肢を多くしたり、減らすことで難易度の調整が可能です。 組み合わせ・並び替え問題では一つ一つの情報や知識をしっかり把握していないと答えを選ぶ際に悩みが生じます。正しい答えを選ぶ際に紛らわしい干渉を入れることで学習者はより難しい問題を解いていると錯覚します。 同じ内容の問題でも聞き方や問い方、出題形式を変えるだけで問題の難易度は大きく変わることを体験することが出来ましたでしょうか? Quizgeneratorには豊富な出題形式がある! WEBでかんたん作成・簡単公開!!QuizGeneratorはスマホ・タブレット・パソコン全てに対応しています QuizGeneratorの出題形式 ・正誤問題 ・選択問題 ・複数選択問題 ・記入問題 ・並び替え問題 ・穴埋め問題など 作成者の作りたい問題や難易度に合わせて問題を作成・公開できます。プログラミングが分からない方や、パソコンに苦手意識をお持ちの方でも作成できる環境が整っています。詳しく画像や動画で説明されているページがあります。こちらをご確認ください。 ➡QuizGeneratorの搭載機能を詳しくみる ➡QuizGeneratorで問題を作成してみる まとめ QuizGeneratorの便利な使い方シリーズ!今回は『問題の難易度に合わせた出題形式』についてお話しをしました。問題を作る際に頭を抱えることの多い、難易度の調整、学習者の理解、知識の習得度など、様々あります。問題を作る際は『何を確認したいテスト?何を目的にしたテスト?』なのかが重要です。同じような課題、演習問題でも、形式が変わるだけで問題の難しさや優しさは180度かわります。多種多様な出題形式を使った、複合的な演習問題は学習者のレベルアップや知識習得のカギになります。色んな角度から問題を問われても答えれる力をつけましょう。是非、目的や用途にあわせてQuizGeneratorの搭載機能を広く利用、運用してみてください。 次回は今回1.問題内容に適した出題形式で少しだけ出てきた『オプション機能』の使い方や機能をお話しします!解説の設置・URLリンク設置方法などまだお話していない内容も沢山含まれています。 『第二弾オプション機能を使いこなせ』もお楽しみしてください

『eラーニングの問題作成のコツについて』

誰でも簡単に作れるeラーニングの問題作成を効果的・効率的に作成する方法 『eラーニング活用をご検討、迷われている担当者様へ』 eラーニングの問題作成では、一般的に知識の習得度や達成度を確認するために用いられます。学習内容の理解度を確認することを主な目的とし、それに基づいた出題を選定することが望まれます。ですが、この作業がなかなか大変です。 ※eラーニングを導入する場合、問題に関しての『 正解 』にあたる学習内容だけを把握してればよいわけではないからです。 本稿では『誰でも簡単に作れるeラーニングを効果的・効率的に作成する方法』について解説したいと思います。「よい学習教材」と「よいテスト」の両者を受講者に提供することがeラーニングによる教育を成功に導くカギです。ぜひ参考にしてみてください。 目次 1.eラーニングにおける「よい」問題・テストとは? 2.まずは学習教材!eラーニングにおける教材作成の流れ 3.教材を作成したら問題・テストを作ろう! 4.まとめ 1.eラーニングにおける「よい」問題・テストとは? 実施目的が明確である そもそも『eラーニングの目的は何か?』目的がなければ問題の仕様検討や設問・解説などの作成は開始できません。目的が曖昧なままの状態で制作をスタートさせると、制作過程で手戻りが発生する可能性が高くなります。問題作成スケジュールの遅延や制作コストの増加を誘発し、さらに意図していない関連の薄い問題が出来上がってしまう場合もあります。何事もスタートが肝心です。作っている最中に『こんなはずではなかった』と後悔しないためにも、『目的は何か?』を明確に考えるところから始めましょう。 妥当性、信頼性がある 2つ目の条件はテスト問題に妥当性や信頼性があるということです。そのためには、『学習した範囲内の知識で解答できる問題』を作成しなければなりません。テストは、受講者に教材を通じて学習した内容を問い、その理解度を測ることを目的としています。問題を作りやすい理由で、学習の範囲外にある概念や考え方を題材とすることはやめましょう。これは受講者に混乱をもたらすほか、問い合わせの増加要因になってしまいます。 ストレスなく解答できる テスト問題を作成する際に大切なのは、『受講者の立場』で考えることです。例えば学習していないことについて問われた受講者は、「こんなこと学習してない!」と混乱するでしょう。また、たとえ学習の範囲内の知識を問う問題であったとしても、問題の内容によっては、学習者に不要なストレスを感じさせることがあります。簡単な問題から徐々に難易度をあげましょう。解けない問題が多ければ多いほど学習意欲は低下し、課題に取り組むこと自体を止めてしまいます。 ※テスト問題は、あくまでも学習した内容について明確かつ率直に問うものでなければならない。 質問の意図が分かりやすい 問題を作成する場合には言い切った『断言された文章』をより活用しましょう。言い回しがくどい文や二重否定の文章は誤解や誤った解釈につながる恐れがあります。 画像や動画教材を使う 私たちは、『情報のほとんどを視覚』から得て認識しています。ついつい文字が長くなり、まとまりのない文章になりそうな場合は思い切って画像や動画をどんどん活用しよう。 2.まずは学習教材!eラーニングにおける教材作成の流れ 分析 「何のために教材を作り・誰をターゲットにするのか」「学習時間をどれくらい設け・どこをゴールにするのか」「システムの利用方法」など、教材の作成に必要な情報を検討する。 ↓ ↓ ↓ 設計 分析のプロセスで固まった情報をもとに、「教材の仕様書」「学習内容の構造」「作成スケジュール」などの準備を進める。 ↓ ↓ ↓ 開発 設計イメージ図をもとに、教材を実際に作っていきます。完成した教材は第三者に見てもらうなどして、分かりやすい・使いやすいコンテンツになっているかを確かめながら修正・作成を進めます。 ↓ ↓ ↓ 実施 完成した教材を基に受講者に運用スタート。 ↓ ↓ ↓ 評価 一定の期間運用したのち、受講者の受講履歴やアンケート結果をもとにして学習者の傾向を把握し、当初の目的が達成できているかを分析します。これらの情報は、教育内容の見直しの際に有益なデータとなります。 3.教材を作成したら問題・テストを作ろう! eラーニングにおける「問題・テスト作成」の具体的な流れを確認していきましょう。基本的に問題は以下の流れで作成します。 何をどのような基準で測るのかを決める 「試験内容の理解度を確認すること」が主な目的ですが、その理解度の広さや深さは、テストと対を成す学習教材の目的に応じて変わります。以下の3点について確認しましょう。 ▼ テストと対を成す「学習教材」の目的は何か? ▼ 学習教材を踏まえたテストの目的は何か? ▼ 受講者の理解度を測る基準は? ※このポイントを前提に問題の作成基準を設定しましょう 問題の仕様(種類、出題形式、解説の有無、合格基準など)を決める 問題の目的が固まったら、その目的を達成するために必要となるテストの仕様を検討します。検討すべき主な仕様としては以下があります。 ▼テストの種類 テスト形式にはいくつかの種類があります。目的に応じて最適な種類を選びましょう。 事前テスト:学習者の現時点での実力測定をするためのテスト。 事後テスト:事前テストの結果と比較することで学習者の知識の獲得度合いを測る。 確認テスト:学習単位ごとの理解度を測ることを目的としたテスト。 修了テスト:学修コース全体についての理解度を測り、設定した基準点を達成した場合には修了とするテスト。 ▼テストの出題形式 出題形式としては、「択一式」「複数選択式」「○×式」などが一般的に利用されています。受講者の理解度をより厳密に測りたい場合は、「○×式」よりも「択一式」、「択一式」よりも「複数選択式」を選ぶとよいでしょう。さらに難易度をアップさせる方法として「ランダム出題」があります。これは、テストを実施するたびに問題の出題順を変えるというものです。このほか、選択肢の順番を変える「選択肢シャッフル」もあります。※解答を文章で記載させる記述式もあります。この記述式に関しては、テスト実施後の採点が難しいことを理解しておきましょう。➡難易度「○×式」<「択一式」<「複数選択式」 ▼解説の要否 採点後に解説を出すか出さないかを決める必要があります。学習教材の内容について単純に問う問題については解説は不要です。なぜなら、合格基準を下回る点数しか取れなかった場合には、知識があやふやな部分についてもう一度学習してから確認テストを受けたほうがより高い学習効果が見込めるからです。 演習形式の問題の場合には、基本的に解説をつけます。演習式は、学習教材で学んだ知識を織り込んだ応用問題なので、なぜその解答になるのか分かり難いことがあるからです。応用的な考え方を身に付けてもらうためにも、解説は有効です。 ➡この場合、テストは単に「測るもの」ではなく、それ自体に「学び」の要素が含まれることになります。 ▼合格基準 テストには合格基準を設けるのが一般的ですが、その基準は、学習内容や学習目的に応じて調整する必要があります。下記の例のように、100%の得点率とする場合もあります。 受講者全員に必要最低限の知識を習得させたい場合には 70% 一定の水準をクリアしていれば問題ない場合は 80% 完璧な対応が求められる場合は 100% など 問題の仕様に合わせて原稿を作成する ▼設問文の仕様統一 設問文の仕様はできるだけ統一するようにしましょう。仕様が複数あると、学習者にストレスを与え、解答作業に集中できなくなる可能性があるからです。テストの原稿は「です・ます」調、または「だ・ある」調で作成します。気をつけたいのは、2つの調子が1つの文章内に混在しないようにすることです。この場合も、学習者に不要なストレスを与えてしまいます。 問題作成ツールを使って実際に作成する 原稿が完成したら、実際に作成していきます。ここでは、当社の問題作成ツール「Quiz Generator」を使った制作手順について簡単に説明します。まず、作成ツールに取り込むためのファイルフォーマットに準拠した原稿を作成します。以下は弊社の教材作成ツールにテスト原稿を取り込むために使用するExcel・テキストファイル画面の一部です。 このファイル(原稿)をツールに取り込んで作成した教材のイメージは以下のようになります。 サンプル問題➡弊社のツールで作成したサンプル問題 ※このように、問題作成ツールに対応したファイル(原稿)さえ作成すれば、問題・テストの作成は短時間(数分程度)で実施することができます。また、改訂作業も容易になります。 詳しい作業手順はこちらからご確認いただけます ➡テキストファイルで問題を作る ➡エクセルで問題を作る テストの実施結果を分析して改善する 作成した教材をLMSに搭載して運用しますが、作成してばっかりでは意味がありません。テスト結果の分析や学習者へのアンケート結果をもとに次の施策作りに取り組むこと、あるいはテスト自体の改善に取り組むことが大切です。分析のポイントとしては以下があります。 ・目的を達成することができたか ・問題と学習者のレベルは合っていたか ・合格基準は適切だったか ・学習者はストレスを感じていなかったか etc. ➡このような分析と改善の継続的な実施がテストの品質、さらにはeラーニングを活用した教育研修の品質を高め、学習者の満足度の向上につながります。 4.まとめ 今回、eラーニングを用いた問題作成に関するお話しをしました。新たな発見などはあったでしょうか? 簡単に振り返ってみましょう。 ・eラーニングの目的は何か?をまず考えよう。 ・eラーニングにおける教材作成の流れを把握しよう。 ・教材を作成したら問題・テストを作ろう。 ・問題作成ツールを活用して効率化しよう。 ・テストの実施結果を分析して改善しましょう。 最後に、テストは、実施したら終わりではありません。テスト結果や学習者の声(評価)を分析して次の施策、あるいはテストの改善につなげていく必要があります。そのためにも、テスト作成の担当者は、学習教材の内容に精通することが求められます。テスト作りは大変ですが、目的を明確にした上で、手順を踏んで制作すればそんなに難しくはありません。この記事を参考に是非、問題作りに挑戦してみてください。