learningBOXの動画対応について
eラーニングにおいて、動画教材は欠かせないものになりました。この記事ではlearningBOXで動画教材を使う方法について解説します。
learningBOXに動画を埋め込む2つの方法
learningBOXの教材として動画を埋め込む方法は大きくわけて2種類あります。
・learningBOX自体に動画をアップロードする
・YouTubeやVimeoなどの外部サービスにアップロードした動画を、learningBOXに埋め込む
learningBOX自体に動画をアップロードする方法
メリット
動画の再生時間を正確に記録できます。
最後まで飛ばさず見たか確認できます。
learningBOXのアカウントに基づいて動画を保護できます。
複数のサービスを使わなくてよいので操作が簡便です。
広告などは一切なく学習に集中できます。
再生速度の変更ができます。
デメリット
スタータープランの場合1動画あたり30MBまで、スタンダードプランの場合1動画あたり500MBの制限があります。
外部サービスに動画をアップロードする方法
メリット
スタータープランでも高画質な動画を配信できます。
デメリット
外部サービスによっては広告が配信され学習に集中できない可能性があります。
外部サービスに対する利用料が別途発生する場合があります。
外部サービスとlearningBOXのアカウントを二重管理する手間が発生します。
外部サービスのURLを知っていれば誰でも動画を見れる場合があります。
オススメの利用方法
すでに外部サービスで公開済みの動画を教材として使う場合は、外部サービスで公開済みの動画をそのまま埋め込むのが便利ですが、learningBOXを使って新たな動画を配信したい場合はlearningBOX自体に動画をアップロードすることをオススメします。また、その際には是非スタンダードプランのご利用をご検討いただければと思います。
セキュリティーと配信の安定性について
learningBOXからの動画配信は、Amazon Web ServicesのCloud Frontを利用して、東京リージョンを含む、全世界100箇所以上のエッジロケーションから配信しております。また、配信の際には有効期限を設定したワンタイムURLを利用者ごとに生成しています。
今後のアップデート方針について
500MBを超える動画への対応
事前圧縮する仕組みにより、2GB程度までの動画を受け入れる仕組みを作ります。
複数ビットレートへの対応
5G時代を見据え、複数の配信ビットレートから自動選択する仕組みを作ります。
新しいコーデックへの対応
現在はH264を使っていますが、H265、VP9、AV1などのコーデックへの対応を進めます。
動画内検索機能の実装
動画内の音声に対して自動文字起こしを行い検索できるようにします。
字幕への対応
字幕ファイルの登録および、learningBOX内での字幕編集を実現します。
全画面再生時のUI実装
全画面再生時にも、動画の再生速度を変更できるようにします。
開発者募集しております
今後のアップデートにあるような機能開発を是非やってみたいという方がいましたら、エントリーお待ちしております。